日本アルコール販売(株)は、この度、ペトロブラス(ブラジル国営石油公社)との間で、ブラジルのサトウキビ由来のアルコールを日本に輸入するための合弁会社を設立することで合意しました。
12月19日(現地時間)に、ブラジルにおいて新会社設立の契約を締結しました。
本件合弁会社設立は、工業用アルコールはもとより、燃料用アルコールについても、
ブラジルからの安定的な輸入の確保に資するものと考えております。
本件新会社は、エタノールに関するペトロブラスの日本における総代理店となります。
(参考)
新会社の骨子
社名 :日伯エタノール株式会社(予定)
(英文名 BRAZIL-JAPAN ETHANOL Co.,Ltd.)
事業内容:ブラジルからのエタノールの輸入、販売
CO2排出権取引
出資比率:日本アルコール販売(株) 50%
ペトロブラス 50%
役員 :社長 雨貝二郎(日本アルコール販売(株)社長)
:副社長 (ペトロブラスから指名される者)
(備考)
ペトロブラスの概要
名 称 PETROLEO BRASILEIRO S.A. PETROBRAS
(ブラジル国営石油公社 ペトロブラス)
本 社 ブラジル国リオデジャネイロ州
代表者 Jose Sergio Gabrielli de Azevedo
設 立 1953年
資本金 32,896,137,750 R$ (1兆2,500億円)
売上高 51,954,000,000 US$(5兆8,700億円)
収 益 6,190,000,000 US$ (7,000億円)
同社は時価総額で南米最大の企業であり、石油、天然ガスを主要営業品目とする、ブラジル国営のエネルギー企業。ブラジルの原油生産のほぼすべてを担う。 国内9ヶ所、国外に15ヶ所の支店があり、31の関連会社を持つ。
同社は、ブラジルで最大のエタノール購入者であり、国内で最も安くエタノールを調達できる立場にある。
グループの輸送を担うTranspetroは、エタノールに関し、現段階で200万KL/年の輸出に対応でき、2010年頃までには940万KL/年まで増強される。
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